まく

 ここで書いたこと、
この前、本を読んでたらこんなことが書いてあってびっくりした。

「胎児は、呼吸・栄養・排泄のすべてを母体に頼りきっていながら、胎盤内の母の血管と胎児の血管との接合部では、複雑に入り組んだ軟組織で、確実に一層の膜によって隔てられている。この膜によって、ガス交換や栄養物・排泄物(老廃物)は通しながら、お互いの血球の混同することは、断乎として拒否しているのだ。この事実は、生物における「膜という界面のもつ神秘的な選択能力と、気味悪いほど頑固な個の主張」ということが、すでにこの胎児期から始まっていて、その後の人間関係の萌芽をここに見る思いがする。」
引用元:野口三千三著「野口体操・からだに貞く」

わたしにとって、皮膚という感覚でいまひとつ掴めずにいたことが
膜と言われて、はあ、なるほどと思った。

おもわず引用。

これ以上何も言うまい。



動物と暮らしてるの?という量のバナナを買ったので
朝ごはんに、おやつに、食後にバナナを食べている。

こんなに食べられやすい形に生まれたバナナという生命体を考える間もなく食べる。