生きてて嬉しい
昨日突然に、めだかを譲り受けました。
生き物と暮らしたいなあ、何と暮らすことになるかなあと日々思っていたのですが、めだかでした。めだかだった!と思いました。
すごくかわいいです。ずっと見てしまいます。
今朝、目が覚めて、めだかが生きていて、嬉しかった。
出かける時、行ってくるね〜と声をかけた。
私が不在の家にも、生きてるものたちの時間が途切れず流れているんだと思うと、底知れず元気が出ます。
なんだろう、この感覚。
三尾います。
誰が誰かはわかりませんが、きりこと、なおみと、ゆみです。
さて、明日はいよいよ、優しい劇団の浅草演劇祭が開幕します。
一日で稽古して、一日だけ公演する優しい劇団の大恋愛。
稽古をみんなでずっとしてきての、いよいよ、じゃないから、すごく不思議な気持ちです。
そして、とても恐怖です。初めてみんなでやってみるのも恐怖だし、自分のやってることがどんなもんかまだわかってないのも、そしてそれをお目にかけるのも、恐怖です。
だけど、名古屋を拠点に活動する優しい劇団が、全国の人と演劇をするために、そして働きながらも演劇を続けるために始めたこの企画
主宰の尾﨑くんが、
「人が少なくても演劇は行える。時間がなくとも演劇は行える。様々なモノが不足したとしても、演劇は美しいままだと思います」
と言っていました。
演劇の美しさはさまざまあるし、どの美しさを好むかはきっとひとそれぞれだけど、尾﨑くんの言うその美しさ、私も知っている気がするし、もし合っているのなら、私も信じている気がします。
不思議なもんで、別に願いって、願っても叶わないということではなく、そんなに自由に願えるもんでもなくて、願えることがたいへんなことだとよく思います。
私にも生きていて本当は願いたいことがあって、でもそれを願うのは、なかなか憚られるものがあるなぁ、生きるのに不便だし、などと思うことがあります。
今度の作品では、それを願えるような気がしていて、いや、今度の作品でも、それを願うことを許してくれとみんながいろんな言い方で言っている気がして、そんなことができるのが、演劇の有り難さだと、私は思ったりしています。
本番でその言葉たちをみんなで口にして、お客さんと、その景色を見るのがすごくすごく夢のようで、楽しみです。
めだかが朝起きて生きてて嬉しいこととかと、似ていなくもありません。
6/3の明日は、尾﨑くんの一人芝居です。
私も観に行きます。お祭りですから、いろんな人と観たいなあと思います。
同じものを観て、詰め込んで、浅草の夜を帰りましょう。
6/4、私が参加している「優しい劇団の大恋愛」は、チケット完売ですが当日券が出ます。
是非、是非、奮ってお越しください。
頑張ります。
公演情報とご予約