頭寒足熱

これは、『中島鉄砲火薬店』のあいだに編んだルームソックス。

なかなかかわいくて、履き心地も良い。

ボタンは、いいボタン屋さんで買ったやつ。

ボタン屋さんって、壁中にたくさんボタンが入った箱が積み上がってて
ハリーポッターの杖のお店みたいでいいよね。



自分のためと人のためって、とんでもないバランスでシーソーの上にのってるんだなって
『中島鉄砲火薬店』でヨネさんをやりながら思った。

自分のためばかりになるとそらいけないけど
人のためだと意識した途端、自分のことを見てる。

そういうこと、理屈じゃわかってたつもりだったけど
毎日同じ台詞を口にしながら、とてもすこしのさじ加減で違う気がして

こりゃたいへんたいへん、むずかしいことだとおもった。

そのむずかしさったらきっと、自然のものが共に生きたりするときの均衡のようなもので

どこかに留まったり、焦点を合わすことすらしてはいけないのかもしれないなともおもった。

編み物をしてる時ってのは、どこかを見てるようでどこも見てない。

だからここちいい。


今回の舞台も、日常生活に溶け込んでいたので
すんなりただの生活に合流して過ごしている。

でも確定申告は急がねば。

ぼんやりしてたらできないこともある。

数字のこととか。