ざらざら、ふさふさ、ぺちょぺちょ
スイッチ総研プロデュース「吹きさらし‼︎手を変え品を変え劇場」引き続き!!トライアル&エラー公演
おかげさまで無事に遂げました!
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、気にかけてくださったり、応援していてくださった方にもお礼申し上げます。
少しは世の中が落ち着いてきたようにも思いますが、まだまだ不安なことは多い中
選んで足を運んでくださったことに感謝が尽きません。
だって「トライアル&エラー」と銘打つものに参加してくださるって。
今ってなかなか、出かける機会も選ぶと思いますし、「失敗したくないな〜」って思ってしまうことも少なくないと思うんです。
何より私自身が、「失敗こわいな〜」と思ってしまうところがありますから。
だから、本当ならこんなことは言っちゃいけないような気もするのですが
今回自分のとってもできないこともよくわかったし、ほんの少しできるようになったこともありました。
私は主に岸田國士「職業(教訓劇)」に出演していたのですが、「即興劇の稽古をする俳優」を演じるのは、とてもとても複雑で、難しく、まさに試行錯誤でした。し、今日もまだ頭の中は試行錯誤です。
それでも見てくださる方が、ご自身で能動的に見方を考えたり、身体を動かしたりしてくださって、とても心強かったです。
野外での演劇は、海も風も、芝生も、周りにいる人たちも、いろんなものが気持ちよくて
自分にはどうにもできないものと共にあることを肌で感じさせてくれました。
それにやっぱり、スイッチ総研のみなさんと一緒につくる演劇は、身体はもちろん心に大汗をかいて、これが私にとってはとても健全で大切なことなんだと思います。
素敵な生き方だなあ!かっこいいなあ!と思う人たちと、人生の時間を重ねられることって、やっぱりとても楽しいし幸せなことです。すごいことです。
「失敗があった」って一言で切り捨ててしまうのはすごく単純だけだけど
「トライアル&エラー」を、お客さまを含めたみんなで共にすることには、「完璧さ」「完全さ」をお見せするのとは違う誠実さがあるんだって、とても思いました。
それに、自分に必要なことだなあとも感じています。
そもそも完全とか完璧ってなんなんだよー!どこにあるんだよそんなのー!
自分の不完全さを、野菜を陽の光にあてる時みたいによくよくみつめて、にやにやして、丁寧に時間をかけて美味しく手を添えられるようになりたいよー!!!!
ああ、うっかり野外の勢いで叫んでしまいましたが、何より楽しかったです。
ご一緒くださり、ありがとうございました。
秋の夜、気持ちよかったですね。
土曜日の帰りは雨に打たれた方もいらっしゃると思いますので、引き続きみなさまご自愛ください。
まだまだ、なさけないな〜!でもなんか生きてるって悪くないな〜!って笑えるように頑張るし
悪くないな〜!ってまた、笑ってもらえたらいいなって思います。
今日は朝から、衣装と布団を洗濯して、床を磨いて、病院と役所に行きました。
生活を刻むこととか、自分の身体を点検することとか、身の回りを一つ一つ確かめていくことと、演劇をやることがすんなり繋がってるし、作用しあってる気がします。
人が作ったものが食べたくて外食をしたくなって
発作的に牛丼が食べたくて仕方なくなったけど
すき家も吉野家も松屋もなんとかとおりすぎて、スーパーで牛肉を買って帰ることに成功しました。
何と戦ってるんだか、自分でもよくわかりません。
旬のお魚も安かったので、いくつか買ってきました。
お昼はイナダの刺身定食。うまい。うまいぜ。
当分、旬の魚の献立が続く予定です。
あ、スイッチ総研の日々もまだ続くのでして
10月16日は今回と同じZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2021のプログラムとして
「象の鼻スイッチ2021」と「象の鼻こどもスイッチ公開研究会」があります。
こどもスイッチは予約制ですが、スイッチは通りすがりに参加できるので、ふらりとお散歩にいらしてください。
「スイッチが押される度にあちこちで一瞬で現れては去ってゆく演劇たち」です。
詳しくはこちらをご覧ください。
海のそばですれ違いざまに笑いあえたら、うれしいです。