研究家に訊く


 

ブリの照り焼き。

うまい。

土井善晴先生のレシピを少しずつ作ってみている。

やっぱり、料理研究家のレシピで料理を作るのは面白い。

食物を通して、その人の言葉が身体に直接入ってくる感じがする。

勝手に、毎日作ることで、
毎日土井先生のお話を聞いている気分になっている。
(実際に動画でお話を聞きながら作ることもある)

言葉も大切だけれど
言葉を通してその人の視点を知るよりも
より理屈じゃないものをわかろうとしている感じがして

日々が鮮やか。

身体で覚える。




昨日は七草粥。

焼き餅が美味しい。



二ヶ月半ぶりのお酒。

肩の荷を、肩透かし食らわない程度にじんわり下ろす。

昨日は、ひれ酒。


身体の以前から気になる不調を、お医者さんに行って、しらみつぶしに。

毎度、ただただ綺麗な体内や骨などを、写真や映像で見て帰ってくる。

問題ないのに、丁寧に日々の過ごし方を教えてくれるお医者さんに幸運にもあたり
問題あった時の為のいい準備になっている。

わかる人に話すのは、安心する。

それから「体質なので心配しないで」という言葉は
結構あきらめがついてやさしいなあと思う。

心のこともそう。

そういう体質だと知り、受け入れて自分に付き合うのが大事。


ところで、こうして普段見えないなりに感じて、自分で処置している身体を
実際に見てみるのはとても楽しい。

その赤い肉が、何よりも近い自分の一部だということの不思議。

自分の肉親のことを、実は全然知らないことに気がつくのに似ている。

仕組みを目で見て
それをもとに想像しながら、いたわる日々を続けようと思う。


そんなわけで、今のところ健康な様子。

寒いし、どきどきすることも多いので、どうかご自愛ください。