当番制




いろいろな人が、何かを決めていく時なのかなと思いました。

決める時というのは
重なりはすれど、当然人それぞれで

長いこと、考えあぐねた末の、その時だったりしますから

多くの人がそうする時に、何も決まらなかったとしても

何ひとつ、焦ることはありませんね。

そして、決まらずに立ち止まっている人のことを
「まだそこにいるのか」などと笑うことも、誰にもできません。

もちろん、今ぞと決めた人のことも。

人それぞれの人生の、「まだそこ」も「やっとそこ」も
どこにもないと、私は思うですよ。

そこに年齢すらも関係ないと思うですね。


誰にだって文脈があり

それぞれの今を、もちつもたれつ生きているわけですからね。

休みたい時に誰かが元気を発揮してくれていて

お、元気が出せそうだという時に、誰かが休んでくれていて

あうんの当番制でございますね。

知らずのうちにその背中に寄りかかって生きていることを
忘れてはなりませんね。


良い旅になりますように。

なんて言って、何様なんでしょうか。

かくいう私が今どこにいるのかというと
今晩の献立が、とてもよく決められたと思っているところです。

友達のくれたまぜごはんのもとを、ごはんにのせます。

お世話になります。