はみだす



おおきい絵が描きたくって
壁をふと見たら真っ白で

えへへ…

とおもったけど賃貸なのであきらめました。

壁に紙を貼って、すきなだけ落書き。

土と緑と太陽が欲しいようで
そんなのばかり描いてます。

毎日塗り重ねてなにができるか眺めよう。

この気候、風の匂い、ほんとだめ
やさしすぎ。

こんなにも人間界は
人と人との間にバリアを張らなくてはならないのに

季節は一番肌になじむような今で
Tシャツ一枚できもちいい。

キュッと縮むことも
でろんと溶けそうになることもなくて
体が一番自然でいていい季節なの。

心のバリアが取れちゃうから
ちょっとやめてちょうだいよ〜

心と体はちがうけど
でも心がはみ出したら
体もはみ出したくなってしまいそうじゃない?




東海地方の情報サイト
「ゴチソー尾張」さんの連載企画
「家で観る映画」vol.4に寄稿しました。


若松孝二監督の『17歳の風景〜少年は何を見たのか』について、十代を振り返りながら書きました。

これについてはまた書きたいことがあるので
雨の日でも来たら書きますね。

そして、ぷらすと×アクトビラ
「ミュージカル映画を語る」回もyoutubeにアーカイブが公開されました。


まさに今のこの状況と、エンタテインメントのお話をしています。

記事も、ぷらすとも、
個人的にあまり話したことのないことをお話しているのでよかったら。

自分の選ぶことのなかった映画を知れるのはいいですよね。

今、なかなか偶然に出会えないから
ちょっとでも自分の発想にないものと出会えるのは嬉しいです。

知ろうともしてこなかった場所に
知りたかったことがあることもたくさんあるし

知るほど知らないことに気がついて
少しやさしくなれそうな気がします。