あるいる



贈り物が届いた。

贈り物を送ってくれたことが、まず嬉しくて
箱を開けて中身を見て嬉しくて

興奮しすぎて家のなかで座れなかった。

人に会えないと起こる人体の不思議についてばかり、
日々記していて恐縮なのだけれど

手に触れられるものが、ここに、届いた

在る〜〜〜!!!

ということへの感動がすごくって
「在る」って偉大だ、とおもった。

「在る」って安心だ。

たしかにそこに「在る」ものが
人の手を渡ってやってくるということが、すごい。

なんかその人の分身が届いたみたいでもある。

手紙とかもそうだけれど
たしかにその時、その人の手元に在ったものが
今、私の手元に在って

空間や時間を超えて
おなじ「在る」を共有するっていうのがすごいなあと思う。

今年の初めにもそんなこと書いたけど
今ほど実感するとは、思わなんだ。

「無いなあ」って状況ほど
ことばの意味がよく、噛み砕ける。

形の無いものを、どうやって人と共有しよう!いつかの誰かに伝えよう!って
うまれたのがことばなんだろうなあ、とおもったりする。

でも、こういうのもすぐ忘れた方がいいね。

また本当にそう思った時に、ことばにすればいいね。

じゃないとあんまり、意味がないね。

珍しく漢字ばっかりつかって
文字があれだわ、密だわ。

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米内山陽子さんと作っている短い映像「脳内トリップ」
新しいお話ができました!



#2「ぐるぐる」
こちらからどうぞ

ちょうどいいって感想がすごく嬉しかったです。

みてくださったかた、ご支援いただいた方もありがとうございます。

手で触って思い出したり、わかることってあるよねえとおもいます。

たぶんそういうことをやりたいのも
わたしが「脳内トリップ」をつくりたい理由のひとつです。

ヨナさんがことばにしてくれて、
感じたことを目に見えるようにしたくて工作して、思い出します。

ま、むずかしいことかんがえずに、みてってちょ。

手紙を書こうっと。