駆け込んでくる物語



嵐のように日々が年末へ向かおうとするので、なんとかその中で両足を踏ん張っています。

あ〜れ〜、今年のボーナス期間を過ごすつもりが〜〜

予定通りにはいかないものですね。

日曜日は、日本劇作家協会のリーディングフェスタで、新人戯曲賞のリーディングをしてまいりました。

お越しの皆さまありがとうございました。

全部で6本の戯曲をそれぞれ15分ずつ読んだのですが、全部各々の方向にとても力強くて、

15分ごとに役や世界を切り替えて読むと、あっちへ引っ張られこっちへ引っ張られと、戯曲たちに翻弄されているようでした。

なかなかない経験。とても面白かったです。

また、普段出演が決まっていて戯曲を読むときは、自分がどの役なのか知っていて読み始めることが大半なのですが
今回は戯曲を読むためのイベントだったので、まずは役を知らずに、戯曲を読んでみるということを試して見ました。

それがとても新鮮で、純粋に物語を読めたのが楽しかったですし、読み終えて好きになった物語の中で、この役をやるのだと知った時の嬉しさもひとしおでした。

そんな戯曲の弾丸旅から1日あけてみたら、なんだか身体が熱を持っていて
腫れているような体感でした。

それで気がついたのですが、誰かが書いたもの、作ったものに触れるって、やはりかなりのエネルギーがいることなんですね。

それは、かなりのエネルギーをともなって書かれたもの、生まれてきたものだからだと思います。

戯曲に触れる時間の中で、俳優としての自分の役割についても、わかることがあって面白かったです。

なんだか一気に半年くらい生きた感じ。ダイジェスト版で。

ちょっとじっくり、ダイジェストの中身を埋めていきたいです。

早く寝る生活をしているので、夜8時にはもう眠いのでした。

今はそれだと困るんだなあ。