嵐の前
すっかり１０月になっていました。
こんばんは。お風邪など召されていませんか。
わたしは、この頃あまり風邪をひかなくなりました。
やはり大事なのは食べることですね。
骨身に染みております。
今は何をしているかと言いますと
舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These〜第三章 嵐の前〜』の稽古をしています。
二章に続いての参加になるのですが、物語が加速してきて、かなり密です。
といっても、前回を見ていないかたや、作品を知らないかたにはとどかないと思うのですが
なんと言いますか、今の時代を過ごしている人に、ちょっと、今、観てほしいなあと思っています。
大きく言えば、これは遠未来、生きる星を地球から移した人類が、宇宙で起こす戦の物語です。
そう聞くと、遠い物語に聞こえるかもしれないのですが、もっともっと近くて狭い世界の物語だなあと感じています。
そこに描かれているのは、どうにも、ただただ、人と人とのやりとりで、どんなに時代を経ても、生きる星が地球から移ろうとも、人と人との間に起こることというのはあまり変わらないのだなあと思わされます。
もちろん「物語」だけれど、虚構を覗くからこそ、今の自分自身や、身近な出来事が映し出されてしまうことが、稽古中にもよくあります。
わたしはフレデリカ・グリーンヒルという軍人の役なのですが、芝居といえど、戦をしていると、とても空虚な気持ちになります。
戦争は空虚なのだなあと知りました。
皮肉なことに、その空虚さの中で、もがく一人一人の姿が鮮明に描かれていて、そこに「実」を感じざるを得ません。
かなり多くの人が登場する物語です。
でもきっと、その一人一人に、善悪を問わず、なにか「人間らしさ」を感じてしまうのではないかと思います。
稽古中に、そんな一人一人を見るたびに、戦の空虚さの中に、血のあたたかさが流れ出るのを感じてなりません。
ぜひ、お越しください。
劇場でお待ちしております。
舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These〜第三章 それぞれの星〜』
演出 大岩美智子
構成・監修 高木登
脚本 米内山陽子
東京公演
２０１９年１０月２４日（木）〜２７日（日）
Zepp DiverCity[TOKYO]
大阪公演
２０１９年１１月２日（土）〜３日（日）
Zepp Namba[OSAKA]
チケット
全席指定
８８００円
ご予約と詳細はこちら
https://gineiden.jp
こんばんは。お風邪など召されていませんか。
わたしは、この頃あまり風邪をひかなくなりました。
やはり大事なのは食べることですね。
骨身に染みております。
今は何をしているかと言いますと
舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These〜第三章 嵐の前〜』の稽古をしています。
二章に続いての参加になるのですが、物語が加速してきて、かなり密です。
といっても、前回を見ていないかたや、作品を知らないかたにはとどかないと思うのですが
なんと言いますか、今の時代を過ごしている人に、ちょっと、今、観てほしいなあと思っています。
大きく言えば、これは遠未来、生きる星を地球から移した人類が、宇宙で起こす戦の物語です。
そう聞くと、遠い物語に聞こえるかもしれないのですが、もっともっと近くて狭い世界の物語だなあと感じています。
そこに描かれているのは、どうにも、ただただ、人と人とのやりとりで、どんなに時代を経ても、生きる星が地球から移ろうとも、人と人との間に起こることというのはあまり変わらないのだなあと思わされます。
もちろん「物語」だけれど、虚構を覗くからこそ、今の自分自身や、身近な出来事が映し出されてしまうことが、稽古中にもよくあります。
わたしはフレデリカ・グリーンヒルという軍人の役なのですが、芝居といえど、戦をしていると、とても空虚な気持ちになります。
戦争は空虚なのだなあと知りました。
皮肉なことに、その空虚さの中で、もがく一人一人の姿が鮮明に描かれていて、そこに「実」を感じざるを得ません。
かなり多くの人が登場する物語です。
でもきっと、その一人一人に、善悪を問わず、なにか「人間らしさ」を感じてしまうのではないかと思います。
稽古中に、そんな一人一人を見るたびに、戦の空虚さの中に、血のあたたかさが流れ出るのを感じてなりません。
ぜひ、お越しください。
劇場でお待ちしております。
舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These〜第三章 それぞれの星〜』
演出 大岩美智子
構成・監修 高木登
脚本 米内山陽子
東京公演
２０１９年１０月２４日（木）〜２７日（日）
Zepp DiverCity[TOKYO]
大阪公演
２０１９年１１月２日（土）〜３日（日）
Zepp Namba[OSAKA]
チケット
全席指定
８８００円
ご予約と詳細はこちら
https://gineiden.jp
