2017年8月の記

このあいだスパリゾートラクーアに行ったのだけど

それはそれはきもちよかったはなしをします。

ラクーアというのは、温泉施設で

数種のお風呂のスパゾーン、
岩盤浴効果のある低温サウナがそろったヒーリングバーデ、
リラクゼーション、トリートメント&ビューティ、レストラン

すべてがたのしめるまさにリゾート。

大学が近いこともあり、当時よく行っていたのですが
久々に行ったらそのここちよさったらすごい。

まず入館すると、ホテルのクロークのようで
丁寧な説明の後に
ブレスレットのようなものを配布されます。

これは、ロッカーキー兼、館内すべてで使えるICカードなのですが
いやあ、このキーがこの施設の快適さの鍵を握っていると思うんですね。

ゆったり館内着を身にまとい
あとはブレスレット以外手ぶらで行動するわけです。

ヒーリングバーデゾーンに足を踏み入れると
おなじ館内着を着た人々が、あちらこちらでくつろいでいて

もうその景色ったら、どこかの村みたいなんですよね。

ちょっと異世界、異次元なんです。

この違和感が、日常からグンと遠い空間と時間に
早急にいざなってくれます。

各種の低温サウナは、それぞれの部屋にコンセプトがあり
効能もすべて違います。

全身の毛穴という毛穴から汗が出るわ出るわ。

でも不思議と苦しくなくて、何時間でも過ごせてしまう。

身体の痛みもじわじわと抜け出て、
これほどまでかというほどに動きやすくなる。

そして鏡を見ると、顔がキュッと上がっている。

全身の水分が入れ替わるような気がして
ものすごくすかっとする。

そしてですよ、ここで飲み物が欲しくなると
例のブレスレット一つで買えるわけです。

お金という概念まで、ロッカールームに置いてこられる。
(あとできちんと請求されることは一旦忘れる(危険))

これぞ異世界、異次元。

あらゆる概念を脱ぎ捨てて、
ただただ身をやすらぎにまかせる時間。

最上ですね。

きっとやすらぎって、そういうことだと思うんですよね。

あらゆる限りあるものからの束縛を一度解放する

それがゆるされる空間であるということの了解。

この「了解」がテーマパークの醍醐味といいますか

ここではこのように振舞って良い、という前提の提示をしてくれるから
日常ではできないことをできる
非日常へと自ら向かうことができる
リラックスできる。