空っぽ

7月1日まで舞台の本番をやっていたのに

昨夜、もう、

あれ?芝居ってどうやるんだっけ?

と思った。

二週間しか経っていないのに、芝居ってどうやるのか不安になる。

昔はもっと、芝居をする機会がすくなくて、まばらだったから

いつもリセットされるみたいで不安だった。

どうしたって、やり続けていることがありがたい。

1人じゃできないこともとても多いから

場があるということは何よりの幸せなのだと思う。

今は、9月の舞台『死旗』まで、少しお休みしている。

東京遠足をしたり、人に会ったり、ご飯を食べたりして

芝居をしない、を、している。

役ではなく、自分として、過ごしている。

そのおかげかも、せいかもしれない、

自分を直視することが多いのは。

とても必要な時間だと思う。

あきらかに、わたし、なのは、久々だ。


芝居をしない時間があって、芝居ができる

わたしとして過ごす時間があって、誰かで居られる

確実にそうであるなと、感じてる。