照らす

舞台『バクステ』

雑記を書く間も無く、幕が開けて
明日で千秋楽です。

毎日たくさんのみなさまにご来場いただき、本当にありがとうございます。

今回、舞台裏を描く作品で照明助手役をやっているのですが

舞台に立っている時もあまり、舞台に立っている心地がなく

出演者という意識が薄れてゆく日々です。

この感覚はなんだか心地よく

というか、いつもこうあったほうがいいんじゃないのかしら

という発見になっています。

舞台裏を描く作品は、スタッフワークが良い!という噂を耳にしましたがその通りで

本編のドタバタとは裏腹、順調も順調に準備が進み、本番を行なっています。

目の前で実際のスタッフさんたちがキビキビと動く姿に惚れ惚れ。

小道具では実際に、今回の照明の阿部さんからお借りしている道具を使っていて

身につけるたびに勇気が湧きます。

実際のスタッフさんと、我々が演じるスタッフの間にも

自ずと生まれる「師弟関係」に似たものがあり、こころづよいです。

さて、きょうも、粛々と舞台をつくります。