It's my pleasure



責任というものがわからない

という人に出会ったことがある。

「責任というものがわからない」

わたしはそう言われて、とてもむなしい気持ちになった。

わたしは時々、責任にまみれそうになった、

だから、「責任というものがわからない」
というその言葉の方が正しく思えもした、


責任を負う不自由は
相手を不自由にすることもある

相手に不自由を負わせる責任にまみれるなら

無責任な方が人にやさしい、

だけど。

ずっと考えていた、ずっとずっと。

わたしがあの時むなしかったことについて考えていた。

『星の王子さま』の一節に

「なつかせたもの、絆を結んだものには永遠に責任があるんだ」

という言葉があることを知った。

そしてそれは、その世界できらきら輝く宝物のように描かれていた。

そうだ、わたしには

責任という言葉が、かけがえのないものの産物にみえていた。

それは付きまとう面倒なものじゃなくて

目に見えないかけがえのないものを

目に見えないまま、輝いたまま、そおっと眺めていられるように

心にぎゅっと持つものだと思っていたから。

だから、むなしかったのだ。

責任は、生きる喜びになるはずだって

ことばにならないけどおもったから

むなしかったのだ。


責任をもつ、ということは

希望が生まれることをゆるすことなのかもしれない。

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