あたまのさきからはるがくる


美容院に行ってきた。

なんだかとてもこの日が楽しみで
そういうのってとてもいいなとおもう。

黒髪にしてから1年ほど経って

ちょうど染めていた頃の名残が
毛先に居ついているのが気になっていたから

できるだけ切り落としてしまいたくなった。

このくらい長くなると
切ってもはたからみたらよくわからない。

それに髪を切るのって
時間の尻尾を切り落とすみたいで

とてもきもちいい。

こりゃ思い切って切ってしまおう
と意気込んで行くも

いざ鏡の前に座ってみるとほんのり不安がよぎり

「5センチくらい切ったらおしえてください」
と美容師さんにお願いする。



「はい、5センチ切りました」
と報告されて鏡を見ると

ん?・・・自分でもわからない。

まったくわからない。

「あ、大丈夫でしたあと3センチ行ってください」

とおねがいし、

最終的に8センチ切り完成するも、
長さの変化にいまいちピンとこず

あら、そう、8センチ。

軽くなり綺麗になったことはたしかで
「春ですね」
と鏡ごしに美容師さんに伝える。

こんなにも自分の容姿の変化に気がつかないことが

ちょっとおかしくてうれしい。

自分にある程度関心がないということは
とてもいいことなんじゃないかとおもう。


朝から美容院に行ったので
たくさんのことができた1日で

会いたい人に会えたし
行きたい場所にも行けたし
見たいものも見られたし
稽古もできた。

新学期みたいな陽気で
そんな日を誰かと分けあえて

よかった。


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