ずっと、ちゅうと

そういうわけで

ホンがかきあがって

関森絵美ちゃんに会いに行った。

これから肉のつく
針金ハンガーみたいな文字

ロッククライミングの手をかける岩みたいな
1つ1つの文字

たよりないけどそこにある、文字

完成したけど
未完の文字を

絵美ちゃんに見てもらいました。

2人で文字を追った時間を
忘れずにいようとおもいます。

とても不思議な
旅のような時間でした。

完成したのに
未完のそれは

はじめての感覚をつれていて

ううん、うまくいえないのだけど

それはよく知った感覚で

ええと、夢のなかで空を飛ぶ時のからだににてた。

ぜんぜんうまくいえないし

ぜんぜん伝わる気はしてない

でもそうだったということを
書き残しておく。



はじまりのとびらをあけた
えみちゃんとわたし

すがすがしい。