踊る評論家

演劇女子部
『一枚のチケット〜ビートルズがやって来る〜』
無事に初日の幕が開きました!

ご来場いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。

やっぱりこの日のために作ってきたのだなと思わざるを得ない
まったく違う空気が

客席から滲み出し舞台の上に届きました。

拍手や笑い声が、音楽のように舞台の一部になってゆく感覚はとても新鮮でした。

わたしとしては、この仕事をはじめて15年経ってはじめて踏む舞台でした。

歌って踊れる歌手になりたいとはじめた15年前から

予期せぬ世界で、予期せぬことに挑戦し
続けてきた結果たどり着いた今

またこうして歌って踊って
さらに芝居をしていること

それを人と一緒にできていることが
うれしいです。

稽古中から、歌うこと、踊ることによって起こる
からだの熱や、衝動に、なつかしさやあたらしさをおぼえ

とても動的なエネルギーを感じていました。

思ったままにからだをうごかす
うれしいきもちを踊りで表現する

そんなとても原初的な感覚に触れて
こころが解け

自然児になってゆくこのごろです。

しかし役柄は、保守派のおじさん
ということで

からだをきゅっとして、顔をしかめて
最後まで己の守りたい古き良き時代を
守り抜きたいと思います。

わたしの持ち場を、守ります。

今日も夜公演、頑張ります。