ナッツのやさしさ


家で作るアイスコーヒー

ナッツの香りがして美味しい。

アイスコーヒーはビターすぎて炭みたいな味のするのが多いから

じぶんで淹れるのを信用しているところがあるな。

そういうのはすこし、ほっとするな。

さいきんほっとしたことはというと

・ひとの無意識の中に、昔から変わらない趣味趣向をかんじたとき

・八百屋で買い物をして、店主の女性と会話をしたとき
(たまご(10こで100えん!)を別の袋に入れてくれただけでうれしかった)

・古本屋で目的もなく本をあさっていたとき

・今週末は山梨に行くのだ!とおもいだしたとき

・朝劇下北沢のとき

・演劇をみるのが面白くてたまらなかったとき

・おなじものをみて、しらないだれかとおもわずほほえんだとき

・ひさびさに「サマージャム95」をきいたとき

・郵便配達のおじさんが、いつもとおなじおじさんだったとき

・たのしそうに熱唱するひとをみたとき

たくさんあったなあ。やったあ。

やさしいじかんをたくさんおもう。

そうするとまたここに、やさしいじかんがながれる。

こうして書いているじかんもまた、ほっとするじかん。

さ、もう一杯、アイスコーヒーをいれようか。

古本屋では、芥川龍之介集をかいました。

赤い箱入りが気に入って。