成る程に

「なるほどな」と
あたまのなかが、よく、いう。

これまでのこととか

これからのこととか

その真ん中あたりのいま感じることとか

なるほどな、と、おもうみたいで

なるほどな、って、いっている。

いっているなあ、とおもっていたら

こんばんは

「そのようだったな」といっている。

そのようだった、のだ。

そのようだった、ところから、

そのようじゃない、ところへ、きたから

なるほどなあ、とおもうのだった。

しおのかわりめで

なにかが飽和したり

淘汰されたり

呼び名もしらぬことがおこるのを

みているからなのだった。