ぞくぞくせい

さいきんのわたしを構成するもの

・そば

・なっとう

・だいこんおろし

・りんご

・コーヒー

・『あまちゃん』

・数独

・さんぽ

・喫茶店

・木のかおりのろうそく

・喫茶店のマッチ

・ふくろうの模写

・黒髪

・みじかくした後ろ髪

・のばした前髪

・変えた分け目

・ひらけたおでこ

・凛々しい眉


考察:

これだ、とおもったら、これしかやらない性分であることに25年目にして気づく。

おもえば中学生の頃から、おなじシリアルで7年間朝を迎えたり、

散歩にいたってはそのころから、変わらず続いている習慣だった。

この頃は一時間半ほどの道のりでも、歩くという選択肢をとる。

どうにも、散歩はある程度以上歩くと
無双モードのようなものが訪れるのが好きらしい。

30分以上歩くと、それは大体訪れる。

まるで一人の世界のような

一人きりの乗り物に乗っているかのような気分になり

なんでもしていいような心地になる。

このからだで切る風はすべてわたしのものだ、みたいな

でもわたしは、なにものでもない、みたいな

全部あるし、なんもないかんじ

これが、とても、よい。

ひたすらつづけることでうまれる
無双モード。

なんにもかんがえずに、
身の回りの風がついてくる感じ。

それがすきで、同じことばかりするのかしら。

そんなのはただの理屈だと思うけれど

今日も何も考えずに茹で、すするそばは旨い。