まいにちかんぱい

なんでもないようなことがしあわせだ、

とおもっている。

だった、になるまえに
だ、とかんじている。

いま、いまのほんとうを

つらねてゆくしかないし

つらねてゆけばいいとおもう。

なんでもない、
がずっとつづけばいいとおもうし

なんでもない、
がもっとすてきになっていけばいいとおもう。

きょうはじぶんのいれたコーヒーが
おいしすぎてためいきついた。

水筒につめたそれを
ぱかっとあけたときのかおりで泣いた。