こうこうする

むねがいっぱいだと

ことばがでなくなる。

わたしにもよくわからない

ふわふわしたものが

おなかからのどまでふくらんで

なんにもでてこなくなってしまうのだ。

こんなにことばがすきで、
こんなにことばを書くのがすきなのに、

そういうときには、どうしようもない。

そういうときほど、ことばにして

ちゃんとだれかにわたしたいのに

わたさなきゃならないのに

こまったものである。



きょうは、朝劇下北沢のイベントで

誕生日のお祝いをしていただきました。

てっさんこと、寺田有希さんが作ったイベントは

新年がぱあっと花開くような
ひたすらたのしくて、よく笑う時間。

てっさんがしっかり立っていてくれるから

みんな両手広げてあそびまわっていました。

わたしもそんなふうで

こころは全裸、遊びに夢中だったもので

とつぜんのサプライズに、

ほんとうにほんとうにおどろいて。

どうにもむねがいっぱいになっちまった。

朝劇メンバー、朝劇のお客さま

みんなみんながあつめてくださったおもい。

こんなにもたくさん、というほどにいただき

わたしになにができてるだろう?と
あほなわたしは、一瞬考えてしまったけど

けど、でも、

なにができてたかなんかよりも

なにをしようか!でいいんだ!って

みなさんのやさしい表情をみつめて、
心の底から湧いてきて

ああ、もう、どこまでもがんばっちゃおう!!

と、またあらたに腹がきまりました。

いちねんぶん、を、ぎゅっといただいて

ロケットみたいにゴーッと

それをもやしてゆくのだと、おもいました。

こんなにもたくさんを、
ほんとうにありがとうございます。

たいせつにおもってくださり、
ほんとうにほんとうにありがとうございます。

たくさんを、あつめて、いただいて

煌々と、きらめかせてゆきます。