夜明けのビート

朝劇下北沢、平日チーム

今年最後の公演をおえてまいりました。

今年最後、なんて偉そうに言って

朝劇に仲間入りしたのも、まだ今年の話だって気付いて

ちょっと恥ずかしくなったりもして

なんて濃密な日々だったんだろうと、感慨にふけってごまかしています。


今年最後の朝は

いつもとちがうセリフに、妙におもいが揺れたりしてとても面白かったです。

自分が笑うことをゆるす、とか

楽しいことを受け入れる、とか。

きっとわたしにとって今年は、
自分のあかるい時間に向き合うときだったのだとおもっていて

だから
一年の集大成のきょうは、

なんだか前を向くそんなときが、
いちばん、ぐぬぬと、くるものがありました。

笑える瞬間を受け入れる

悲しみの中のよろこびにすなおに誘われる

ずっとできなかったこと

できるようにしてくれたのは、

きっとまぎれもなくこの朝です。

いつだってそこで待っていてくれる朝に

逃げないなら、つかんでみようと

ゆるしてみることができました。

ゆるされてみることができました。

おせっかいにあきらめず、いつだって明けてくれる朝に

たくさんのはじまりをもらいました。

いつでもはじめられるよ、と

おしえてもらいました。



やっとはじまりにたてる、
こころとからだができました。

これからまちへくりだして

たくさんのひと、こと、に、
会いにいける、そんな気がしています。


1年間、すてきな朝を
本当にありがとうございました。

来年もすてきないちにち、いちにちを
つないでゆけますように!