ぼけのはな

生きてるのウケるよね、ってたまにおもう。

なんだかしらないけどうまれて

目があって耳があって鼻があって口があって

どきどき心臓動いて

うえをみるときれいな青いのがひろがってて

その先には現実に、わけわかんないうちゅうひろがってて

生きてるの、ウケる。



どうしたって笑えなくなったとき

生きてる、て(笑)ってツッコんでみる。

すると、突っ込みどころ満載の『生きてる』が

すっかるく返してくれる。

「いやいや、見てみ、生きてるのを」

生きてる、て(笑)




あらゆる悩みが生きてるから、ある。

でも

『生きてる』は実はけっこうありえなくて

よくもまあ生きてて

そんな奇跡が笑かしにかかってる。

なにこれ、哀しもうが楽しもうが景色がながれてるって。

宇宙がうごいて
太陽がうごいて
地球がうごいて

わたしがうごいてる、て(笑)

生きてる、て(笑)



笑ってやろ、生きてることを。

この平凡な顔した奇跡は、いつも笑わたせたくてたまらないみたいなんだよ。