しあわせる

もうみんなしあわせになればいいのに!

って思う日がたまにある。

たいせつなひとがみんな、しあわせになればいいのに!って。

先日は鵺的の主宰、高木登さんの誕生日をお祝いしてきた。

鵺的作品に欠かせない役者さんたちがあつまって
雑多でおいしい中華屋で
雑多なようでやさしいお話をたくさんしてた。


写真にも写ってないみたいに、
高木さんの誕生日という趣旨を忘れてるだろ?みんな?!という瞬間もあったけど

なんだかそれもまた、よかった。
(いいのか?)

わたしは、そのひとの誕生日に、
そのひとをすきなひとがたくさん集まっているという状況がとてもすきで

すきなひとと、すきなひとが出会って
そこに会話が生まれることがとてもすきだ。

だってそれは、主役が生まれなきゃ
起こらなかった瞬間だから。

そんな瞬間に気づくと、
とんでもなく、
あー、もうみんなしあわせになればいいのに
とおもうのだ。

そんな投げやりなような前向きなような気持ちを抱いて迎えた昨日、七夕の朝。

朝劇下北沢に出演した。

私たちが起こす物語があって、ここに人が集う
だけど

そこに人が集うから、私たちはここに居られる。



兄役、図師光博さんの誕生日をみんなで祝って、みんなで写真撮って。

みんなが一緒に笑える瞬間がうまれたことに、心底感謝した。

こどものころのわたしがつくったうた、未だに口ずさむことがある。

「みーんなのみーんなのあつめようー♫」

このうたをうたって気づく。

わたしは、みんな、でいられる瞬間
みんなが一緒にしあわせな瞬間が
ほんとはたまらなく恋しいんだとおもう。



朝劇おわり、メンバーみんなで、七夕の短冊を書いた。

みんなの願い

ぜんぶぜんぶ、叶ったらいい!

叶います!

そう、おもった。