よそはそよそよ

ひさびさに、表参道、とかいうまちを歩いたら

このごろ出会わなかった感じの人たちを目にして

なんだかすごくどきどきした。

たばこやさんのなかで話してた坊主刈りの女性が、『ドラゴンタトゥーの女』のリズベットみたいでどきどきした。

かっこいい女の人が好き。

いろんなまちにいくことや

いろんな映画をみること

いろんな音楽をきくことは

やっぱりたいせつだ。

たくさんの世界に身をさらすことで、視野や思考が凝り固まらなくて済む気がするし

なにより新しい風は心地よい。

たいせつな場所や居心地のよい場所にほど

新鮮さを失い、慣れが怠けになったりするから

いつも新しい場所で自分を振り出しに戻したい。

なんてこの間もブログに書いてたから、

すぐに忘れちゃうんだ。ばかだなあ。

やっぱり文章をかくことも、わたしにとってたいせつなこと。

ひとりでいるときひとりをみつめ

だれかといるときだれかをみつめ

みんなでいるときみんなをみつめ

ひとりも、だれかも、みんなも

ぜんぶたいせつにできたらいい。

ぜんぶ、それぞれ、たいせつにできたらいい。