わかつ

本日はWOWOWぷらすと『ホドロフスキーを語る』でした。

わたしは、誰かが自分の頭の中にあるものに触れながら語る顔が大好きなのですが

『ホドロフスキーのDUNE』でのホドロフスキーはまさにその顔で、一目で好きになりました。

真理が存在すると思うこと自体がロマンだ、とは思うのですが

核みたいなものにできる限り近づいていこうという感覚はわたしにもすごくあって

その方角のようなものを幻想でも、感覚的に感じていると言う事実が真理だと思うし

ロマンでも現実だとおもっています。

そういうところに触れようとしてもゆるされるのが、何かを作るということで

空論と捉えられて終わってしまうようなことを作品にできる、というのは、素晴らしいことだなあと改めて感じておりました。

分かっても触れないものもあれば
分からなくても触れてくるものもある

ホドロフスキーの作品は、きちんと痛みがあって、その意味でよくわかるなあ、と感じました。

本日のぷらすと、ありがとうございました。