ひとかわ、むきあう

ふいに訪れた久々の休日。

ひとつき以上、とまることなく動いていたんだと思う。

眠っては起き、起きては眠り、を繰り返し

身体の感覚から、もう継接ぎ状態だったんだなあということを知る。

身体がぼろぼろでも、心がぼろぼろでも、どちらでもよくなくて

限界の時には一度やすんだほうがいい。

自分の中からはみだしたそれは、ひとにもやさしくなくなってしまうから。

ふう、と息をついたら

いままでもらったたくさんのことばやおもいが、蓋を取ったみたいに染みてきて、なんか泣けた。

ほんとうに大切なものが増えちまったなあとおもった。

大切なものや、好きなものが増えるほど

傷つけることや傷つくことも増えていく。

でもそれでいいんだな、きっと。

この一年で知ったのは、人と、ちゃんと触れてみる、ということで

そこからはじめてうまれる感情や事象に、振り回されながら、泣きながら、もがきながらも

そんなことを超えて一層、ひとを好きになる毎日です。

ごめんねとありがとうの繰り返しを、ずっとずっと続けていくんだろうな。

それでも一緒にいたいから

逃げないから、ね。

いてくださる、ひとり、ひとりに

たくさんの、ありがとう。ありがとう。