おきどき

今日は朝劇下北沢『朝が起きたら』。

下北沢演劇祭、気仙フェア、さまざまが起きているきょうの下北沢。

『朝が起きたら』でも、たくさんのことが起きて、なんだかちょっと奇跡みたいな日だった。

ゲストは友人ですてきな役者さんの、岩井七世さん。

アフターJOYはthe sheepさん。

お客様もふくめて、ここに集まったひとのなかに
おもしろいくらいたくさんのつながりがあった。

ほうっといても重なるなにかみたいなのはたしかにあって
呼吸が合うっていうのかな

そんな瞬間に出会うと、全身の血がめぐり出すみたいな心地がする。

上善水の如し、じゃないけど
自然に任せたほうが、いろんなことはぴたんぴたんとはまりだしたりして
きっと今日はそんな日だったんじゃないかな。



朝劇後は、下北沢を歩く歩く。

ちょうどやっていた『スイッチ総研』に巻き込まれに行く。

まちなかのスイッチを押すと、誰もが小さなドラマに巻き込まれられるという遊び。

わたしのだいすきなあそびかた。

1ミリずれたらきっとワクワク、そんなこと起こせるひとになりたくて

作る側になりたすぎてちょっと嫉妬した。

嫉妬しすぎたらしく、おもむろに朝劇のチラシをとりだした。

まちなかで、びらくばり。

触れたらきっと起こせるなにか。

触れないと何も起こらないから、

傷つきもしないけど、あったまりもしないから。

たくさん触れに行った。

そうしたら、たくさんの凹凸を感じられて、てごたえでなく確かな手触りがあって
まだまだやれるって思った。

あ、だからそうだ。

何かを起こしてやりたい、ってわけじゃない。ただ

触れて、たしかめてみたい、もっともっと。