ききみみ、いいみみ

きのうは友部正人さんのライブをききに、吉祥寺スターパインズにいってきました。

友部正人さんを知ったのはたぶん四、五年前で

わたしのすきなともだちに友部正人さんがすきな人が多かったから、しぜんに聞くようになりました。

去年はじめてライブをみて、ものすごくよくて、今回もまた行ってきたのだけど

これまたとってもよかった。。

なにより声がすきなのだけど、じんわり響いて、優しく消えるんだよなあ。

消えかた、まで、すき。

今回はバンドバージョンだったのだけど、ヴァイオリンが響いた瞬間「ああ!この音!」とふるえあがったら、武川雅寛さんでした。

この日は休養中だった武川さんの復活ライブでもあって(当日に知る)、

ほんとうにしあわせなことに、武川さんのお姿も拝見することができました。

この音があるからムーンライダーズやはちみつぱいがだいすきで、夜道にさまよってしまうのはこのヴァイオリンのせいで、

ほんとうに大好きな音、そして染み入るような友部正人さんの声、たまらないひとときでした。

ライブをみている時が、生きてて一番集中力があるんじゃないかっておもっちゃうくらい、夢中だったな。

夢中で好きなことばや音を拾い集めていました。よかった。



さて、今夜はWOWOWぷらすと。

テーマは『細野さんの音楽』ということで、細野晴臣さんから見る音楽地図を考察します。

わたしは音楽をほんとうにざっくばらんに文脈なく聞くので、音楽の地理的なことがまったくわかりません。

細野晴臣さんを知ったのはYMOでもはっぴいえんどでもなく、『Hosono House』で、これは大学のころ帰り道に毎日聴いてました。

『パーティー』、『ろっか・ばい・まい・べいびい』『choo-chooガタゴト』とか、ぜんぶすき。

今日はそんな細野さんが、音楽の中でどこにいらっしゃるのか、知ることができそうです。たのしみ。

ぜひともごらんくださいね。おたのしみに。