今年が眠る

朝劇下北沢『朝が起きたら』
二度目の朝。

初日が明けてもどきどきして、ねむれなかったりして、むかえた朝。

たくさんの皆さまにお越しいただき、ありがとうございました。

たのしんでいただけたかしら、と、きょうもおもいました。

うちの子が粗相してないかしら、みたいな気持ちなんだけど
子は勝手に親を離れて強く生きてゆくんだよ。

大丈夫大丈夫、って、外でじーっと、本番中をすごして
幼稚園の送り迎えのママみたいな気持ちでした。

親ばかよくない。

今日のゲストは岩井七世さん、わたしの友達だし、ミューズだし、尊敬する役者さんです。

ななぴが生きる下北は、いつもよりちとトリッキーでキュートで、どきどきさせられたなあ。

なにより個人的には

四年も昔に出会った彼女と、こんな形で今日いっしょに朝を迎えていることって、ほんとはありえないよねっておもって

そう、それでどきどきしちゃった。たまらないよな。

アフターJOYのキシマナミさんも、ほっかほかでやってきてくださって、湯立つVIZZ。

なんと年内最後の朝劇下北沢だったのだけど、キシさんのおかげで朝から忘年会みたいなばかさわぎで、愛だらけだったな。

新作二度目、そして終わる今年の朝劇下北沢。

大好きだったこの場所にこんな風に居られるなんて、年の初めには想像もしなかった。

わたしの知らないことが、きっとまだまだいくつも起こる。

だあれもしらないことが、いくつも。

そんななかで、また会えること、今日会えたこと

いちいちびっくりして、だきしめて、おくりだして、またであってびっくりしたい。

起こるたくさんのやさしさに、びっくりする毎日です。

ご来店いただき、こころから、ありがとうございました。

みなさまのつぎの朝が、ずっとすてきでありますように!

来年もどうぞ、朝劇下北沢をよろしくお願いいたします。