反年


昼寝をして目覚めた時の部屋の中の空気はすこし苦手かもしれない。

めざめたわたしは時をこえてきて
その部屋はまだ、日中の活動的な空気を持て余してるみたいで。

寝ている間にすれ違ったみたいになって、
一瞬、居場所を見失う。

日々が変わる速度って思っている以上に早くって

そういう体感からすると、

えーまだ今年も9月かーとか

あれからまだ数ヶ月かーというきもちになることがおおい。

春からのブログを読み返していた。

半年の間にも変わったことがやまほどあって、自分が遠く感じたりもする。


変わらないことももちろん、ある。

去年の秋、自分で自分にかけたことばをおもいだす。

「大丈夫、そんな簡単に、簡単にはなれないから」

どうせ変わらないし、どうしたって変わる。

さからってもさからっても気づかぬ間にこぼれさるものもあるし

すててもすててもすてられないおもいもある。

そういう今をみつめるしか、なすすべはなくて

だからその瞬間に、
ありがとう、
ってちゃんと言いたい。