おんぶにだっこ、そしてハグ

むかしっからたぶんわたし、ワンマン野郎で

あれもこれもわたしがやる!ってタイプでした。

でも、いざほんとうにワンマン企画をやることになった今、やさしいひとの助けをかりてばかりいて。

わたしが転ぶ前に、じぶんの転んだ経験をはなしてくれるひと

わたしの体が分身したみたいに、たくさんの力を貸してくれるひと

わたしの目が回りそうな時に、一緒に目をまわしてもとどおりみたいにしてくれるひと

わたしの息がきれそうなときに、深呼吸させてくれるひと

たくさん、たくさん、いて。

ああ、すごいなあ、と、日々。

わたしが今までひとりでなんでもやろうとしたがったのは

たぶんただ、何かに背を向けるほうがこわかったからで

わたしが目力強いねって言われるのも

たぶんただ、目をつむる間がこわかったからです。

いまだってそうだけど、でも、

わたしが目をつむるあいだに見ててあげるね、っていってくれるひとたちがいて

これからもっとちゃんと、
なにかみえたりするかもしれないなとおもってます。

わたしをだめでいさせてくれるひとがいると、わたしはなんだか、ほんとうに強くなれるかもしれないなあ。