ラ展

本日のWOWOWぷらすと『ラテンアメリカの俳優たち』、ご視聴いただいたかたありがとうございました。

ラテンアメリカの俊英、ガエル・ガルシア・ベルナルを追っていくことにより見える、南米の映画の世界。

わたしが彼の出演作をみて受けた、「おもっていたより陽気じゃない!」という印象はあながちまちがっていなくって

ラテン=陽気、という一面的なイメージに多面的なふくらみをもたせたのがガエル・ガルシア・ベルナルなのかもしれないなあと今日のお話の中でおもいました。

どんな場所にも、だれにでも、その中には暮らしがあって、

そこに丁寧に触れていけるのが映画の可能性でもあって。

そして役者としてでなくひとりのひととして、そこに触れていこうとしている彼の歩みかたみたいなものを感じて

その姿をみていたいなあとおもいました。

同時に、わたしも日本にいる一人としてみているだけなのはどうなのよ、とも考えて。

もっともっとやれること、できないとおもうより、やりたいよなあ。

やることをやるのみ。それに尽きます。

でもそう感じるのは切迫感の中じゃなくって

愛あるものに触れるからで、それってしあわせですね。

がんばろ。あしたは、あしたのわしがいる。

本日も、ありがとうございました。