つなぐはなし

初!渋谷らくごを見てきました。

昼間っから落語を見て笑うっていうのはほんとうに贅沢なもんで

はあ、こう、なんていうかいまも、ふくふくとしております。

このふくふくとした、きもちのなかのよい隙間みたいなのができると

ぴゅーとおだやかな風も吹いて色々いいものも吹き込んでくるってもんですね。

きょうはぷらすとの先輩でもあります早織ちゃんとお茶をしてからの落語だったのですが

その会話のなかで
「ぷらすとのかたがたは皆様、愛があってやさしいよねえ」なんて言葉が出ていたのです。

そんなまくらをおいてからの落語。

立川吉笑さんのやさしい『舌打たず』という創作落語に全身が和らいだところで

アフタートークはサーキュレーターのサンキュータツオさんと映画評論家の松崎健夫さん!

「落語のツッコミには一度受け入れて和を作るやさしさがある」とおっしゃっていたのを聞いて、

はあ、とストンと落ちました。

そう、その、何を話しても聞き入れて和を作り広げてくださるやさしさにすくわれて、

ぷらすとのなかにいられているんだなあ。

まだまだ激突することしかできないわたしですが、いつかは受け入れる器をもてるようになりたいなあ

と、ほくほくしている夕暮れです。

はあ、いいなあ。

いいなあ。