雪解け
デザート食べながら晩酌作り、晩酌しながら夕飯を作る。
目覚まし時計がなったとき、昨日の自分の意思を継げるまでに回復。
(先週の様子はこちら)
大掃除は少しずつやってしまおうというのがここ数年の恒例で、12月は毎週末、カーテンやらカーペットやらの大きな布を、うまいこと洗濯機の容量と乾かせるスペースと天気と折り合いをつけながら洗う。
少しずつやれば大掃除という響きの圧は減らせると思いしばらくそうしているのだけど、それでも向かうべきところに『大掃除!』があると、どうも壁が大きく感じる。
ちょっと嫌になってきた頃のこと、グラタンを焼いていたところ、焼き上がりまでの中途半端な残り4分間が生まれた。
何もやることがない。
昨日脱ぎっぱなしにした服を片付けようとして思いついた。
そうだ、このすきに、一番やりたくないと思っているクローゼットの整理をしてしまおう。
ダッシュでクローゼットへ向かい、勢いで衣装ケースをひっくり返し、着る頻度順に出したり引っ込めたり整理する。
オーブンがピーピーと鳴る前にと急いで手と頭を動かしてみたら、なんとピーピーと同じくらいのタイミングで完了した。
あんなに大きな壁に感じていたクローゼット整理が、ピーピーのすきに終わってしまった。なんてことだ。
やることリストなんてつけておくのは整理できていいけれど、リストにした途端にタイトルがついて『クローゼット整理!』『東映!』「ザブーン!」みたいにおおごとになるし、見積もりも大きくなって時間を大きくあけられないと手がつけられないような気になる。
こうして偶然出会ったかのようにやってしまうと、ことのほか軽やかに済むこともあるものなんだなと知る。
自分をあれ?とかおや?とか騙しながら、大掃除をまるで大掃除なんてなかったかのように、いつのまにかコンプリートしたい。
今週は、二個入りの雪見だいふくを一個、昨日の私が取っておいてくれて今日の私が喜ぶなどの幸せもあった。
昨日の私がサンドイッチの中身を作っておいてくれて、今朝の私がパンに挟んで出掛けるなどのファインプレーも発生。
皆々様におかれましても、昨日や明日の己と手を取り合って、なんとか師走を三人四脚駆け抜けてください。