血の巡り
自分がけっこうロックな人間だなと思う瞬間は、洗濯物を干していて、物干しに干しきれない古い台拭きとかを、もういいかとそれを機に捨てちゃうとき。
まずもって洗濯物を溜めすぎているという前提があり、それもまたロック。
意地でもズボラとは呼ばせない。
そんなロックな人間も、なぜかちぎり絵だけはちまちまやる。
なんでなんだろうと思っていたのだけど、子どもの頃からアニメなら人形アニメーションが好きだった。
最終的に届く視覚的に平面でも、質感がある、存在があるってことが自分はずっととても大事らしい。
ちぎり絵で紙芝居を作ってしまうのも、登場するキャラクターが、いる!とか、ある!とか、翻って、いない!とか、ない!とか、そういうことを見たいからなのかもしれない。
そんなわけで、おかげさまで、先日北鎌倉にて、新作ちぎり絵紙芝居『たこちゃん』を初披露しました。
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
飯野雅彦師匠が「エバーグリーンな作品」と言ってくださったのも嬉しかったです。
自分はつくづく、これは書かねばと思うものがやってきた時にしか作品を作れない人間なんだな…と思いました。
でもそれがエバーグリーンにつながるならそれはそれでいいか…と思ったりなどしました。
しかしやはり紙芝居はレパートリーが大事。 ひとまず『たこちゃん』が生まれ、レパートリーも増えてほっとしています。
あと一作、年内になんとか作れないものかなぁと思っています。
じんわりじわじわ、いろんな人に見てもらえる機会も作れたらいいです。
北鎌倉マルンさんの夏祭り、美味しいもの食べて気持ちいい音楽聴いてマッサージしてもらって、何しに来たんだっけって気分になるくらい満喫しました。
老若男女がとってもほどよく同じ場所に集って関わったり関わらなかったりしていて、こんな豊かな場所ってなかなかないよなぁと感動。
人がなんとなく同じ場所にいられるって、すごくいいなと思います。なんとなくってのがいいですね。
シビアになりすぎるとこの地球は一緒にいるのが難しくなっちまうこともありますからね。
なんとなく一緒にいられるの、大事。
あの感じはちょっと銭湯っぽさもありましたね。
自分はそういう場所に関わっていきたいなーなんてことも思いました。
さて、今は、ミュージカル『いつかアイツに会いに行く-BEYOND THE MOON-』の稽古の真っ最中。
この稽古場もまた、なんとなく人が一緒にいて、みんなとってもほぐれていて、そこかしこで雑談が始まって、銭湯みたいです。
楽しい親戚の集まりみたいでもあります。
みんながほぐれてると、わいわいがやがや楽しいアイデアが積み重なります。
きっとこういうムードみたいなものって、来てくださるお客さんにも伝播するんじゃないかなと思っています。
作ってる私たちだけが味わう銭湯じゃないんです。公衆浴場ですからね。
目下、なんとなく一緒に時を過ごせるいい銭湯になりたいと思っておりますので、ひとっぷろ浴びにいらしてください。
ほぐれて力が湧きますように!
チケットの一般販売は8/22です!
