まにあわせない

ずっとなんとなく不便だったり気になっていた身の回りのことを、少しずつ整えている。

バッグを毎日替えても忘れ物しないようにバッグインバッグを導入したり
保湿がめんどくさくならないようにボディクリームをお風呂場に置いたり
ずっとあきっぱなしだった靴下のかかとの穴をふさいだり
あったかい中敷きとレッグウォーマーを買ったり
どうにも編むのに不便だったので、編み物用のかごを用意したり。 

やっぱりかごがあると編みやすいんだなあ。
編み物のイラストって、風情を出すためにかごに入れてるわけじゃないんだなと気づいた。

ちなみに、今編んでいるマフラーは2年前から編んでいる。むずかしいわけじゃない。ちんたらしてるだけである。



3年半くらい前に、木のダイニングテーブルを古道具屋でとても気に入って買って、自分の家の中心みたいな場所になっているのだけど

それに合う椅子に、昨日、偶然出会って、ようやく椅子を買った。 

木の色とか、質、ニスが塗ってあっちゃったり、テーブルとおんなじ感じの風合いのがなくて
これまではずっと、本棚の余りの板でつくった適当なものを椅子にして過ごしていたのだった。 

もはや不便とも思わないほどに使い慣れてもいたけど、木の質がぴったりくる、つくりまで似ているとてもいい椅子を買って、
テーブルの横に置いてみたら、ああもう私は一生このテーブルと椅子をつれて生きていきたいなと思った。

この3年半、それなりのものをなんとなくむりやりに買ったりなんかしなくて、本当によかったなと思った。