つもる時

今年のすべての労を労うために、昨日はボリボリとすっぱムーチョをむさぼり、今日は喫茶店で綺麗なお皿にのったシフォンケーキとミルクティーを食べ飲んでいます。

ふわふわで泣けてきます。ふわふわしやがって!つぶすほどだきしめるぞ!



この前の週末に、一年間かけて作ってきた長編ちぎり絵紙芝居『ばけねことさんま』の完結編を初披露しました。

来てくださった方々、応援してくださった方々も、ありがとうございました。

紙芝居をはじめるきっかけとなった紙芝居の師匠・飯野雅彦さんに、さんま役を読んでいただき、とても心強い完走であり走り出しになりました。

飯野さんがいなければ、そして『紙芝ゐ』を季節に一度開催している喫茶店「ゐ」さんがなければ、作り始めることも作り終えることも、まちがいなくありませんでした。

以前に観にきてくださったお客さんもおっしゃっていましたが、作り始めることと作り終えることが一番大変なことだと思います。
ひとりではそんな大仕事、できません。

場所があって、目標の日があって、見守ってくださる師があって、そしてちょっとずつ進んでいく物語をちょっとずつなのに観にきてくださるかたがいて、ここまで来れました。

一つの紙芝居を作ることができて、本当に嬉しいです。



この一年間は、個人的にとても大変だったのですが、いつも紙芝居を作るという課題があって、床にはブルーシートの上にちぎり絵の道具が広がっていて、そのことに救われることがかなりありました。

もくもくとちぎって、自分の見たい景色を自分で作って、見ることができる。
自分の力ではあらがえないかなしい出来事があっても、家でブルーシートを広げているときには、時間をかければきっと自分の積み重ねで叶えられる景色があって、すごくありがたかった。

これからも、自分の見たい絵を自分で作れるんだと思ったら、自信も元気も出てきます。わたしはちぎり絵が好きです。

一年かけてちぎったから、初めと終わりでちぎりかたや構図に変化があって自分でも面白くなってしまいました。

最初は激集中しなければ出来なかったけど、さいごのほうは、常に片手はちぎり絵でタスクが埋まっているなあと思いながらも、片手間で、ながらでできるようになっていて

途中で腰が痛くなってNetflixで『エミリーインパリス』を見たりとか、煮物煮たりとか、しながらちぎって

集中してないもんだから、ちぎって出来たものを見ても、自分で作ったんじゃないみたいで、すごく得した気分でした。

時間をかければできることも、時間をかけてできることも、とても好きです。やっぱり元気と希望が湧くから。そういうものを、いつも生活に置いておきたいです。



やっとできたので、これを持ってどこへでも行けます。読む修行がやっとはじまる。やっと紙芝居になれるなぁというかんじです。

どこかで出逢ったら、ぜひみてください。

15分くらいのお話だけど、一年分、もっというとお話を書いたのは10年近く前なのでそのぶん、時間がふくまれているから

見た人もその時間分、ふっくらゆったりした気持ちになれたらいいなと思います。



今日はコインランドリーで掛け布団を洗濯したいです。

ふっわふわのなかで寝るんだ。