現実と夢の犬猿
最近は、道端で犬に会うたびに、いぬたんぷを貯めている。
朝からいぬたんぷがたくさん貯まると、非常に気分がいい。
この間は、人間と犬が、首と首で繋がって歩いてるチームを見た。
その人の思う、対等さなのかもしれない。
いぬたんぷを貯めるしかない身なのでわからない。
私の夢の中だけでポピュラーな移動方法がある。
図のように、足を小さく畳んで、手で空気を漕ぐ。
夢の中では無論、宙に浮いている。
飛んでいるという感じでもなく、水に浮かんでいるような感覚で宙に浮いていて、それは全く想像のようには軽やかではない。
ただ、走ると本当に重くて進まないので、図のようにして足を小さく畳んで手で空気を漕ぐのが、結局いちばん楽で大抵これで移動することになる。
今日も夢の中では、これで移動していた。
かつて通っていた小学校から家までの通学路を、大人の私は、少し運動もしたいしと走って帰ろうとしているのだが、
初めはこの世の感覚で足がまともに動いても、だんだん、水の中のように重くなってきて、あまりに進まないのでやっぱりあの移動方法になる。
通学路の傍から覆いかぶさるように生えている木に、なぜかたくさんの猿のこどもがいて、何かしらを落としてくるので、
途中は頑張って走ることに挑戦してみても、何度か訪れるその猿ゾーンにはいると、あの移動方法を取らざるを得ない。
道の脇にあるフェンスとか適当な木とかを掴んでぐいっと身体を前に押し出すと、さらによく進む。
朝からいぬたんぷがたくさん貯まると、非常に気分がいい。
この間は、人間と犬が、首と首で繋がって歩いてるチームを見た。
その人の思う、対等さなのかもしれない。
いぬたんぷを貯めるしかない身なのでわからない。
いぬたんぷは自分の中で貯めているだけなので、貯まっても何かもらえるわけではないし、ましてや犬が飼えるようになるわけではない。
私の夢の中だけでポピュラーな移動方法がある。
図のように、足を小さく畳んで、手で空気を漕ぐ。
夢の中では無論、宙に浮いている。
飛んでいるという感じでもなく、水に浮かんでいるような感覚で宙に浮いていて、それは全く想像のようには軽やかではない。
ただ、走ると本当に重くて進まないので、図のようにして足を小さく畳んで手で空気を漕ぐのが、結局いちばん楽で大抵これで移動することになる。
今日も夢の中では、これで移動していた。
かつて通っていた小学校から家までの通学路を、大人の私は、少し運動もしたいしと走って帰ろうとしているのだが、
初めはこの世の感覚で足がまともに動いても、だんだん、水の中のように重くなってきて、あまりに進まないのでやっぱりあの移動方法になる。
通学路の傍から覆いかぶさるように生えている木に、なぜかたくさんの猿のこどもがいて、何かしらを落としてくるので、
途中は頑張って走ることに挑戦してみても、何度か訪れるその猿ゾーンにはいると、あの移動方法を取らざるを得ない。
道の脇にあるフェンスとか適当な木とかを掴んでぐいっと身体を前に押し出すと、さらによく進む。