小暑
雑冷麺。
すぐ食べたいから冷麺は綺麗に盛れない。
すぐ食べるし、すぐ崩すし。
7月ですね。
七夕も過ぎて、小暑も訪れ、いよいよごまかしのきかない夏です。
だというのに、皮膚の不調を感じ皮膚科に行ったところ「乾燥ですね」と言われ、処方箋を持って薬局に行ったところ「乾燥ですか?夏なのに?」と言われました。
そんなこと言われましても、私だって年齢による自分の体質の変化に追いつけておらず、
季節の変化について行くのだって毎年繰り返し驚いているのだから
んねえ。
夏なのになんて、どおりなんて、わかんないわよ!
とにかく私の皮膚がかゆがってる!わかるのはそれだけよ!ね!
せめて夏 体は実感してくれと 枝つきのまま 食べるは茶豆
そんなわけで、かゆいなぁと思いながらも、コラボノハナ『一貫性ガン無視ガール』稽古は大詰めです。
さまざまな方角から紹介したいことは山々なので、これから公演までの一週間でぼんやり書けたらいいな。
『一貫性ガン無視ガール』は
野花紅葉(モミジノハナ)
×南京豆NANENAME
×ポーラは嘘をついた
×福永マリカ
3つのコラボで、同タイトル『一貫性ガン無視ガール』3作を連続上演する企画。
つまり、1枚のチケットで3本演劇が観れちゃう、昔の映画館みたいな楽しい企画です。
そしてお気づきの通り、三者とコラボする野花紅葉さんは、30分の作品を3本、全部出演するのですね。
しかも、わたくしとのコラボ作品では、脚本・演出を担当しており
この企画全体の主宰もしているという、驚きのバイタリティだわけです。
3チーム個々に稽古してきましたが、先日から全チーム集まっての稽古が始まり
いよいよ3本通してみたのですが
野花紅葉さん、ひとりでトライアスロンしていました。
3種の、スイム・バイク・ラン並みに違う競技を、連続で90分走り続けてました。
頭ではわかっていたものの、実際に目にするとびっくりするのは
その大変さはもちろん、「紅葉ってこんなに色んなことができるのか…!」という、単純な彩りの豊かさからの驚きなんですね。
しかも、その彩りが表面的なものでなく、奥に常に真?芯?があるのも、すごい。
だから観ていて飽きることがなく、「この人って一体どんな人なんだろう」と、時が経つほどわからなくなったり知りたくなる不思議。
野花紅葉さんを知っていて、興味のある方はもちろん
何も知らないかたも、観たらきっと、もっと知りたくなるんじゃないかなと思います。
前述の通り、役者としての幅はもちろん、どんな作品を書く作家なのかもわかると思います。
私は今回一緒に作品を作って、
「ままならないことを、きちんとままならないままに書き通す誠実な劇作家」だと思いました。
是非、ご覧になってください。
コラボノハナ2023
『一貫性ガン無視ガール』
公演日程:
2023年7月
15日(土) 14:00 完売御礼!/19:00
16日(日) 13:00/❤︎18:00
17日(月・祝) 13:00/❤︎18:00
18日(火) 13:00
❤︎…波多野伶奈さんと野花紅葉さんのアフタートークつき
場所:
新宿眼科画廊 スペース地下
料金:
3300円
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