気の持ち方講座
昨夜の雨のせいで、あたまは痛いし眠くて仕方なく、夜の途中で断念し、一日をきちんと終わらせることなく寝落ち。
だいたいこういう時は悪夢を見る。
そのうえ、寝落ちの中途半端に残った意識に雨音が染み込み、余計に湿度の高めの悪夢を見る。
４時に目が覚め、あゝ、、、という気分で悪夢の後味をむにゃむにゃと反芻する。
台所に立ち、洗わずほっとかれたままだった皿を夢うつつ洗う。
ぼんやりしていたせいで、手が滑り、皿が欠ける。
あゝ、、、と思う
が、悪夢でぼんやりだけ傷ついたわたしの代わりに、物理で傷ついてくれたのね、皿、と気を取り直し、しっかり布団をかけて眠る。
目が覚めて、活動を始め、あたまとからだが起きてくると
悪夢の後味は遠のき、ただただ皿が割れただけの現実が、やあ！と元気に顔を出す。
ただただ皿が割れただけでした！と、こちらも元気に傷つく。
それでも現実は目まぐるしく、
すれ違い様に自転車に立ち乗りしてるイケてる犬を見て思わず笑ってしまったり
暑いがために麦茶がうまい。
あらゆることは気の持ちようすぎて、気の持ち方に迷うことが多々ある。
ポジティブとかネガティブとか大雑把なのじゃない、
今日は手持ちでエレガントに！とか、今日は背負ってアクティブに！とかいうファッショナブルな気の持ち方を教えてほしい。