しめじかった


2020年に、ただ起こったことと、その感想を3行ほどでつけてた日記があった。

読み返したら、5月のある日は
「しめじかった 楽しかった」しか書いてなかった。

しめじかっただけの日が楽しかったなんて、と、大変面白く楽しい気持ちになった。

その日その時点でも、しめじかった 楽しかった んだと思うんだけど

3年近く経ってみると、
しめじをかった日が楽しいことの、貴重なことがしみじみわかる。

とくにあのころは、買い物に行くことすら控えていたから

しめじかった 楽しかった
本当にそうだったんだろうな。

ただ起こったことと感想の、その淡白なことが

時を経て読み返すと、こんなに複雑な味がするなんてな。

時が経つと、それだけの砂塵がつもり、勝手に意味がついてくるものなのかもしれないな。

だから、べつに、今は、今だなあ!みたいな
せいいっぱいでいいのかもね。

たべかけおでん
(え?ゆでたまごに殻ついてるね・・・)

栗きんとん生まれ変わりパイ