尻餅

雨でぬれた階段で滑って、
こはまさに、というかんじの、尻餅をついた。

尻という餅をぺたん!と地面でついて
そしてその餅はわたしの持ち物だから
餅のつかれるのを肌で感じて

尻餅をつくとはなんとうまく言ったものか!と膝を打った。

実際には、肘のほうを打っていた。

痛すぎて、泣き笑いしながら残りの階段を降りた。

今も階段を降りるたび、その振動が尻に伝わって、ついた餅の部分を実感する。

日が経って硬くなっていて痛い。

一足早い正月を身をもって迎えてしまった。

まだまだ気が早いよ、と、息を整えてつくったちいちゃいツリーがこちらです。 





来週は、小豆を炊こう。

冬至もまだってんだからね。