おめでとうをありがとう
瞬く間の12月ですね。
先日は、20年経ったみたい〜の記事を読んでいただいてありがとうございました。
あの時、「おめでとう」という言葉をいただいて、
初めて「ああ、これはおめでたいことなのだ」と感じました。
本当かよって感じで胡散臭いけれど、「初めてそう知った」くらいの驚きでした。
本当にありがとうございます。
なんだか、肩の荷が降りた感じがしました。
あんなことを書きながら多分、私はまだまだ、背負いもできない責任のことばかり考えていて
それってつまり、20年のことを、まーだ自分で所有したがっていたのでしょうね。
でも、「おめでとう」と言ってもらったことで、なんだかぱあ〜っと、自分の手からその時が解き放たれていったような心地がして
私も「おめでとう〜」と、他人事のように
というか、私といろんな人との間に起こってきた日々のことを
心からめでたく思いました。
たのしかったですね〜。
いいね〜とか、コメントをいただく中で、
これまでご一緒してこれたかたのお顔とか、やってきたお仕事のことを思い返していました。
渦中にいる時は目の前のことでいっぱいで、気がつけないことが多く
日々に流されてそのままになっていた記憶でしたが
こうして立ち止まって振り返ってみると
なんというか、やさしくしてもらった記憶がたくさんあって
のんきすぎてばかみたいなんだけど、
仕事をしてきた記憶なのに
振り返って思ったのは、あれを成し遂げたとか、これが難しかったとかじゃなく
やさしくしてもらった記憶でした。
というか、きっとあらゆることが時を経て距離を持って考えてみると
やさしくしてもらった記憶に還元されていて
ああ〜、よかったなあ。と
ただただ思いました。
今年もあと少しだけど
家でひっそり、これまでのお仕事のことに思いを巡らせる時間を過ごしてみようかなぁと思います。
あらためて、日々をご一緒いただいたみなさまにお礼申し上げます。
またこの先で、なにか楽しいこと、いつかめぐってやさしいこと、ご一緒できますように。
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