夏を齧る

今日も懲りずに、美味しいものの写真を載せる。

とうもろこしご飯。

すっかり夏だね。

笑顔が似合う楽しくなる理由もなく胸ドキドキ、夏だね。
(TUBE 夏だね)

人が手を動かして何かを作る様が好きよ。

自分が手を動かして何かを作る応えも好き。

これはどうしようもないこと。

そこにしかない活気がある。

躍動がある。

飲食店で、注文する時、自分のスマートフォンでやるシステムが本当に増えた。

なにかと時代に逆らうもんじゃないと思いながらも

どうもその注文をするときの、のっぺりとした心地には、

もっとぼつぼつとした、ゴロゴロとした、ふくふくとした何かを求めてしまう。 



餃子を皮から作ってみながら、こんなにもめりめりと自分の素手で小麦粉を捏ねて

こんなの、小麦以外の何かが入って仕方ないだろうと思う。

その何かは、どこでも買えはしないし、誰にもなんだかわからない。捏ねている私にすら。

そういう空白の無限が、やっぱりあってほしいと願う。