
今年初のベランダミニトマトを収穫。
ヘタが王冠のような、ありったけの手をいえーいと挙げているような、溌剌とした威厳がある。
起き抜けにたった一粒真っ赤になっていたのを収穫し、さてどうしようと思ったのだけど
寝ぼけたままに洗って口に放った。
すると、想像を超える甘さに、目が覚めた。
目が覚めたら、冷やして食べたらもっと美味しかったろうな!と欲が湧いてきたけど
土と太陽の余熱をはらんでいるのもこの時だけなのだから、このまま食べるのがよかったに違いないと思った。
トマトの体温でもあるはず。
朝5時なりに、ぬくかった。