つぐ


本は、読むのもいいけど、抱くのもいい。

わたしは時々、本を抱いて寝ます。

本をたくさんは読まないし
早くも読めないし

ケーキを一口食べてコーヒーを飲むくらいの感じでしか、読み進めない。

5〜6年前に、師から譲り受けた本も、今ようやく読み始めるという速度です。 
(師曰く、タイミングというものがあるよね)

でも最近はその本を読みながら
日光浴をして、地面に転がっているのが
生活の中で一番気持ちいい。 

あったまった地面に転がったときの、頭蓋骨のほぐれっぷりったらなくて

岩盤浴したいのって、本当は地面に転がりたいからだなって思いました。

そうして地面に転がってる時、本を抱いて

頭蓋骨がいい感じになってきたら開いて読んで

そうすると、うわあ気になる!ってことが書いてあって

つい立ち止まって(横になってる)本を閉じて目をつむる

そんな感じです。

生きてる限り、止まることなんてないんだから
いくらでも立ち止まったらいいじゃんと思いながら転がってます。



そうそう、ぼちぼち金継ぎをやってます。

師曰く、
「決して焦ってはいけません。忘れてるくらいがいい」