キッチン



こういう景色が、なぜか壮観。

夢が広がる。

部屋の中で、カーテンも窓も開けて、床に寝転ぶと
視界いっぱい空になることに気がついた。

これもまた、もともとの意味での壮観で
部屋の中とは思えないすがすがしさがある。

実家にいた頃から、部屋の中で、部屋の中とは思えない景色を探すのが好きだった。

長く住んでも、意外と見たことのない部屋の中の景色ってある。


ちょっと前から心にというか身体に決めていることのなかで

ホームで待てた電車にだけ乗る、というのがある。

けっこうこれがいろいろなことに響いている感じがする。

あと、目の前に具合の悪そうな人がいた時、反射的に声をかけられる状態でいたいとは常々思う。

これができなくなったら、何かがだめになっちゃってるな、私と思う。