天まで続くきゅうり先生

 夜、キッチンに座ってごはんを作りながら
遠くのマンションの部屋の灯りがぽつぽつあるのがとてもきれいにみえた。

朝、ベランダに腰掛けて植物に水をあげながら
静かな空にぽつぽつ止まって鳥が鳴いているのを見てた。

ぽつぽつの、ひとつのぽつ、として自分もいて
どのぽつぽつも、おなじ、ひとつのぽつ、に感じるようになった。

その静けさがとても心地よくて、
なぜか心強くもある。


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梅雨入りだけど、夏の空。

元気の出る眺め。

変わらない毎日が新鮮につづいてほしいんだな、と思った。